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Repista® / レピスタ®





レピスタ®は、植物成長因子「アザオキソヒポキサンチン」を有効成分にした世界初の化粧品原料。
バリア機能改善を中心に、ターンオーバー促進、ヒアルロン酸産生促進、細胞賦活作用、保湿、肌明度改善が認められています。
“細胞レベルでのアンチエイジング”を目指す、全く新しい化粧品原料です。

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製品名 Repista®/レピスタ®
包装形態 100g、1kg
保存条件 室温
pH 10.9~11.4
表示名称 アザオキソヒポキサンチン、水酸化Na、水
INCI名 Aza-Oxohypoxanthine、Sodium Hydroxide、Water
CAS NO. 1403820-30-3(AOH)
推奨配合濃度 1%
用途 スキンケア、メイクアップ、ボディケア、ヘアケア

レピスタ®5つの効果

細胞賦活

正常ヒト表皮角化細胞にレピスタ®を添加して、48時間培養した後、MTTアッセイを用いて細胞生存率を測定しました。

レピスタ®の濃度に依存して細胞生存率の増加が認められたことから、レピスタ®は表皮細胞に対して賦活作用を有することが示唆されました。

ターンオーバー促進

表皮細胞に対する賦活作用により、細胞内でどのような遺伝子の発現量が変化しているのか、DNAマイクロアレイを用いて網羅的に解析しました。

皮膚バリア機能に関与する遺伝子群の発現量が増加しました。これは、表皮バリア機能が改善するメカニズムであると考えられます。

バリア改善・強化

試験方法

3名の男女の前腕に美容レーザーを用いて人工的に皮膚を損傷させた後、レピスタ®を1%配合した美容液とプラセボ美容液を朝晩2回、1週間塗布してもらいました。1週間後、 それぞれの照射部で経表皮水分蒸散量を測定し皮膚バリア回復率を計算しました。

美容レーザーによって損傷した皮膚のバリア機能が早く回復しました。

透明感

試験方法

10%レピスタ®配合化粧水を、22名の女性に1日2回、朝晩の洗顔後に指定された側の半顔に0.3g塗布してもらいました。8週間後に角層水分量と経表皮水分蒸散量(TEWL) を測定し、いずれも0週を100%とした相対値をグラフにしました。

肌明度がアップし、美白効果が期待できます。

保湿・ヒアルロン酸産生促進

保湿

試験方法

10%レピスタ®配合化粧水を、22名の女性に1日2回、朝晩の洗顔後に指定された側の半顔に0.3g塗布してもらいました。8週間後に角層水分量と経表皮水分蒸散量(TEWL) を測定し、いずれも0週を100%とした相対値をグラフにしました。

角層水分量が30%増加し、TEWLが15%減少しました。

ヒアルロン酸産生促進

試験方法

ヒト線維芽細胞に、レピスタ®又はパルミチン酸レチノールを塗布し、ヒアルロン酸の量を測定しました。

レピスタ®のヒアルロン酸産生促進効果は、パルミチン酸レチノールと比較し1.6倍増加しました。

安全性情報

*RIPT : Repeated Insult Patch Test
項 目 ガイドライン 結 果
細胞障害性(NHEK) 細胞障害性なし2
変異原性(Ames試験) OECD TG471 変異原性なし1
(Max 5000 μg/plate)
in vitro皮膚刺激性 OECD TG439 無刺激性1
in vitro光毒性(Skinethic Skin Irritation法) OECD TG432 光毒性なし1
in vitro皮膚感作性 (DPRA法) OECD TG442C 陰性1
(KeratinoSens法) OECD TG442D 陰性3
(h-CLAT法) OECD TG442E 陰性3
ヒトパッチテスト
(27名:♂9名, ♀18名)
(10% レピスタ®相当) 安全品1(皮膚刺激指数:3.7)
ヒト光毒性・光感作性 (10% レピスタ®相当) 陰性3
累積刺激及び感作性試験
(RIPT*)
(10% レピスタ®相当) 陰性3

論文情報

  1. H. Aoshima et al., Safety evaluation of 2-aza-8-oxohypoxanthine based on in vitro safety and human patch tests. Fundamental Toxicological Science, 7(5), 207-214, 2020.
  2. H. Aoshima et al., The potential of 2-aza-8-oxohypoxanthine as a cosmetic ingredient. Cosmetics: Special Issue 'Aesthetic and Cosmetic Dermatology’. 8(3), 60, 2021.
  3. H. Aoshima et al., Safety evaluation of 2-aza-8-oxohypoxanthine by in vitro skin sensitization and human tests. Fundamental Toxicological Science, 8(4), 123-133, 2021.